資格取得を目指すとき、「通信講座を利用した方がいいのか、それとも独学で勉強した方がいいのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。
通信講座と独学には、それぞれメリットとデメリットがあります。
資格の難易度や勉強経験、使える時間、予算などによって適した方法は変わるため、どちらが絶対に優れているとは限りません。
この記事では、通信講座と独学の違いを比較し、それぞれどのような人に向いているのかを紹介します。
通信講座と独学の違いを比較
| 比較項目 | 通信講座 | 独学 |
|---|---|---|
| 費用 | 講座料金が必要 | 教材費中心で抑えやすい |
| 教材選び | 基本的に講座側が用意 | 自分で選ぶ |
| 学習順序 | カリキュラムに沿いやすい | 自分で決める |
| 質問 | 対応している講座もある | 基本的に自分で調べる |
| 学習管理 | サポートがある場合もある | 自分で管理する |
| 自由度 | 一定のカリキュラムがある | 非常に高い |
通信講座のメリット
1.学習する順番を自分で考えなくていい
資格の勉強を始めると、「何から勉強すればいいのか分からない」という問題が起こることがあります。
通信講座では、試験範囲などを踏まえてカリキュラムが組まれていることが多いため、その順番に沿って勉強を進めやすいのが特徴です。
資格勉強が初めての人にとっては、学習計画を一から作る手間を減らせるメリットがあります。
2.教材を選ぶ手間を減らせる
独学の場合は、参考書や問題集などを自分で選ぶ必要があります。
通信講座であれば、基本的に講座に必要な教材が用意されているため、「どの参考書を買えばいいのか」と悩む時間を減らせます。
3.質問や学習サポートを受けられる場合がある
講座によっては、分からない部分を質問できたり、学習計画について相談できたりするサービスがあります。
一人で勉強すると途中で止まってしまいやすい人にとっては、サポートの有無も重要な比較ポイントになります。
4.スマートフォンで学習できる講座もある
近年の通信講座には、スマートフォンやタブレットから講義動画や問題演習を利用できるものもあります。
通勤や通学、休憩時間などを活用したい場合は、スマートフォンでどこまで勉強できるか確認してみましょう。
通信講座のデメリット
1.独学より費用が高くなりやすい
通信講座を利用する場合は講座料金が必要です。
資格によっては数万円以上かかる講座もあるため、できるだけ費用を抑えたい人にとってはデメリットになります。
2.自分に必要のないサービスが含まれる場合がある
すでに一定の知識がある場合、講義やサポートなどを十分利用しないこともあります。
通信講座を選ぶ際は、料金だけではなく「自分が実際に使う機能が含まれているか」を確認することが大切です。
独学のメリット
1.費用を抑えやすい
独学の大きなメリットは、学習費用を抑えやすいことです。
基本的には参考書や問題集、必要に応じてオンライン教材などを購入すれば勉強を始められます。
比較的難易度の低い資格や、すでに基礎知識がある分野であれば、独学でも十分に学習できる場合があります。
2.自分のペースで勉強できる
独学では決められたカリキュラムがないため、自分の得意・不得意に合わせて勉強時間を調整できます。
すでに理解している分野は短時間で終わらせ、苦手な分野に時間をかけるといった進め方も可能です。
3.教材を自由に選べる
書店やオンラインショップなどから、自分が分かりやすいと感じる参考書や問題集を選ぶことができます。
動画教材や学習アプリなどを自由に組み合わせられる点も独学の特徴です。
独学のデメリット
1.勉強計画を自分で作る必要がある
「試験日までに何をどこまで勉強するか」を自分で考える必要があります。
計画を立てることが苦手な場合、試験直前になって勉強時間が足りなくなる可能性もあります。
2.分からない部分を自分で解決する必要がある
教材を読んでも理解できない部分が出てきた場合、自分で調べる必要があります。
インターネットや別の参考書で解決できることもありますが、専門的な内容になるほど時間がかかることもあります。
3.モチベーション管理が必要
独学では授業時間や提出期限が決められていないため、勉強をするかどうかも自分次第です。
仕事や学校が忙しくなると資格勉強を後回しにしてしまう人は、学習を続ける仕組みを作る必要があります。
通信講座が向いている人
- 資格勉強が初めて
- 何から勉強すればいいか分からない
- 教材選びに時間を使いたくない
- 学習計画を立てるのが苦手
- 分からない部分を質問したい
- 仕事や学校と両立しながら効率よく勉強したい
特に学習範囲が広い資格の場合は、必要な内容が整理された講座を利用することで学習を進めやすくなる可能性があります。
独学が向いている人
- できるだけ費用を抑えたい
- 自分で勉強計画を作れる
- 資格勉強の経験がある
- すでに基礎知識を持っている
- 分からないことを自分で調べられる
- 自分のペースで勉強したい
通信講座を選ぶ場合に比較したいポイント
通信講座を利用すると決めても、講座によって料金やサービス内容は異なります。
| 項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 料金 | 受講料・追加料金など |
| 教材 | テキスト・動画・問題演習など |
| スマホ対応 | スマートフォンだけでも学習できるか |
| 質問 | 質問回数や質問方法 |
| サポート | 添削・学習相談など |
| 学習期間 | 標準学習期間や利用期限 |
迷ったら費用だけでなく「続けやすさ」で考えよう
通信講座と独学を比較すると、費用だけなら独学の方が抑えやすい傾向があります。
しかし、資格取得で重要なのは「安く始められること」だけではなく、試験まで勉強を続けられることです。
独学で問題なく学習を続けられる人なら、無理に通信講座を利用する必要はありません。
一方で、勉強計画を立てることが苦手だったり、一人では途中で挫折しやすかったりする場合は、通信講座のサポートが役立つ可能性があります。
通信講座と独学は自分の学習スタイルに合わせて選ぼう
通信講座と独学には、それぞれメリットとデメリットがあります。
「通信講座だから合格できる」「独学では合格できない」というわけではありません。
資格の難易度、自分の知識、使える勉強時間、予算などを考えながら、自分が継続しやすい方法を選ぶことが大切です。
マナビスコープでは、今後さまざまな資格・通信講座について、料金や教材、学習方法、サポートなどを比較して紹介していきます。
講座の料金やサービス内容は変更される場合があります。利用を検討する際は、各講座の公式サイトで最新情報をご確認ください。
